技術の見せ方について
入社してから初めて、3日間の開発合宿に参加した。
開発したものをどの程度書いていいか分からないのでとりあえず感じたことを書く。
今回の合宿で一番勉強になったのが「技術をどう見せる」か。
合宿では、普段業務ではあまり行っていないデータ分析や、自然言語処理やクラスタリングなどのちょっとした技術を使って開発をした。こうした技術を使って開発したとき、その結果をどう見せるか、技術が使われていることをどの程度見せるかは結構重要だと思う。
今回開発して感じたのは技術は見えてないくらいがいいなということ。あからさまに技術を押し出すと普通の人は引くと思う。UI的にはおもしろそうというのが伝われば十分で、その裏に実はこういう技術が使われているというのはエンジニアとか技術に興味のある人にだけ伝わればいいと感じた。初音ミクとかは音声合成という技術が使われているけど、初音ミクというキャラクターが前面にでていて、技術部分はそんなに出ていない気がするけど、使ったことないので勝手なイメージです
技術を如何に技術然とした形で見せずに、自然に見せるか。今回の合宿成果で自分が思っていたよりも他の人に評価してもらえたのはここらへんの見せ方がうまくできていたからなんじゃないかと思っている。まあ、デザイン面ではまったく貢献してないのでデザイナーさんがすごいという感じ。大学で研究しているときはこういうことあまり考えたことなかったので、「技術をどう見せる」かを考えるいい機会になったかなと思う。
合宿に参加した感想としては、普段一緒に仕事しない人と開発できたり、3日間思いっきり開発できたりと思っていたよりも全然おもしろくて良かった。