「社長の教科書」を読んだ
経営とかよくわからないし、これまで知ろうとしたことなかったけど、少し興味が出てきたので、読んでみた。
章構成は
- 経営という仕事と経営に対する考え方
- ビジョン・リネンが会社の根本
- 戦略立案の基本原則
- マーケティングでお客さま第一を具体化する
- 会計と財務の本質
- ヒューマンリソース・マネジメント
- リーダーシップとリーダーの姿勢
この本で書かれていた経営者のやるべきことは以下の3つ。
- 企業の方向付け
- 資源の最適配分
- 人を動かす
企業の方向付け
2~4章では企業の方向付けについて書かれていた。
まず、ビジョン・理念について
- 会社の根本はビジョンや理念であり,これが最も重要。
- ビジョン・理念を貫き通している会社が成功している。
- ビジョンや理念に基づいて戦略を立てて、PDCAサイクルをまわす。
これはその通りだなーという感じ。
知らなかったものとして QPS(Quality, Price, Service)。
ユーザはQPSの組み合わせで自社を選ぶか他者を選ぶか決めるので、ユーザの求めるQPSの組み合わせを考えることが重要。
あと、ユーザにとって主観的一番になろうというのが印象的だった。
それと意外だったのが、こういうタイプの本で事業開発のときに仮説・検証のサイクルが重要だと書かれていたこと。
良い会社とは、部下も社長も皆で仮説をだすことができ、それを検証して、高い確率で成功するまで練ってから、実際にやってみるという風土がある会社
資源の最適配分
5、6章では会計についてと人的リソースについて書かれている。
財務諸表の読み方が書いてあり、ポイントとして、安全性、収益性、将来性の3点の読み取り方が書いてあった。貸借対照表から自己資本比率などを見ることで安全性、収益性、将来性を読み取れるらしい。貸借対照表とかちゃんと見たことなかったし、読み方もよくわかってなかったので普通に勉強になった。
あと、働きがいをアップするには褒めることが重要で、お金や地位では働きがいは高められない。
ここらへんは全然詳しくなかったので参考になる感じだった。
人を動かす
7章ではリーダーシップについて書かれている。
成功する経営者の特徴として以下の5つが挙げられていた。正しいのかは正直よくわからない。
- せっかち
- 人を心から褒められる
- 他人のことでも、自分のことと同じように考えられる
- 優しくて厳しい
- 素直さ
あまりこういうタイプの本を読んだことなかったけど、たまに読んでみてもおもしろそうだと感じた。
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